システムバスに汎用テレビを
ユニットバスに浴室専用テレビではなく普通のテレビを埋め込む
特にこだわらなければ最近では、32インチの浴室専用テレビが約30万と高価ですが手に入ります。また取り付けも比較的容易です。しかし過去に浴室専用テレビを設置した経験から経年劣化が激しかったり、一般家電と比較して「特殊用途テレビ」に位置づけされてしまい。新技術の導入が遅れていたり、出来なかったり、よい例がアナログからデジタルに変わるときのチューナー部の価格が高価(本体と同額程度)だったり一般に売られているテレビなら今時当然の性能や機能が無く、防水なのはこのスペックしかないので
当ページでは一般的な32インチテレビをDIYで浴室テレビ化する事で5万円以下(選択するテレビによりますが)で導入する手順を説明します。内容的にはかなり大胆な手法を使っている所もありますから。DIY初心者には向いていないと思いますが、焦らずきちんと計画して段取りよく取り組めば納得のいくものになると思います。



1.新しいテレビの型紙を作ります
新しいテレビが到着したので。まず正常動作するか電源とアンテナつないでチェックします。梱包してきた箱を切り出し流用してテレビを上に置きマジックでなぞって型紙を作ります。
フチを30mm残して、中心部をくり抜きます。
失敗しても2枚取れます(表・裏)ので安心です。
写真は失敗した1枚目 (;^_^A
これでテンプレートが完成しました。
2.現場に型紙を貼る
完成したテンプレートを現場に貼り付けます。
御覧の通りガムテープで貼り付けましたが、剥がすときに壁表面の化粧…

1.テレビは裏から設置
最初の計画ではテレビもスピーカーも前面(風呂の内側)からだましだまし入れて、長めの木ネジで止めれば何とかなると考えていたんですが。ユニットバスの壁面は前に書いたように2ミリ程度のメラミン樹脂版に発泡スチロールを貼っただけの材質です。木ネジで止めようにも強度的に心配です。また、いったんガラスを貼ってしまうともう二度とテレビをメンテナンスできない。などの理由からテレビの裏側に穴を空けてきちんと取り付けることに急遽作戦変更しました。うちの場合テレビの裏にあたるところは脱衣場ですから何とかなるはずです。このあたりで上手くきれい…

1.スタイロフォームBOXで防湿
湿度が高い環境なだけに、ここも結構悩んだところです。防湿対策は必須です。バスルーム側から水が入り込むのは論外ですが、冬場など結露しやすいテレビには厳しい環境です。最初はテレビ丸ごと配電ボックスのようなものの中に収めてシールドしようと考えましたが、どれもサイズがぴったりくるものはありません。何よりテレビ本体より高価なものばかりでした。
スタイロフォームBOX化する
そこで考えたのが「スタイロフォーム」です。床下の断熱材としてホームセンターで格安で売られています。これをカッタ…

1.マリンスピーカー取り付け
スピーカーを取り付けます。取り付ける側の壁にドリルで4mmの穴を空けておきます。メラミン板+発泡スチロールのひ弱な土台ですから、コーススレッドだけではきちんと止まりません。裏に当て板をして、取り付けます。コーススレッドが効けばよいので、そこそこ幅のある木片を8個準備して2mm程度の穴を空けておきます。水がかかる部分なのでステンレス製の丸頭木ネジ(ネジ部の径4mm長さ65mm)がベストです。
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2.スピーカーにケーブルを付ける。
後…


1.TV本体のスピーカーケーブル引出
いよいよ最後の作業です。実際に取り付ける前に、テレビ本体の下部についているスピーカーに配線されているケーブルを外に引っ張り出して延長しておきます。
裏のプラスチックのアミアミの部分から中を覗くとスピーカーに赤と白の電線がはんだ付けされています。できるだけ長く引き出せるようにテレビ本体のスピーカーの端子に近い部分を切断します。そのためにはプラスチックのアミアミをニッパで切って穴あけします。この段階でテレビ本体の保証は諦めましょう。
あと、壁の穴あけがルーズ(ルーターを使った部分)だったので、テレビの外周に…