1.古いレンズが見つかった
クローゼットの掃除をしていたら「CanonEosレンズセット」が出てきました。昔の銀塩カメラです。埋め立てゴミの日いつだった?と聞いたところで、でもこんな立派なレンズが2個もあるのにもったいないねぇ..。とお母さんと相談したところカメラ本体をデジタル化してレンズを生かしてはどうかと言う事になりました。超音波振動を使ってピント合わせをする当時としては最新のレンズでした。
4.ユニット化した前玉(レンズ)を圧縮空気で分解、再チャレンジ
その数日後、youtubeで「前玉」について物色していると「圧縮空気」で外す。と言う技を見つけました。ただ肝心なところが手で見えにくくなっていてちょっと不安でしたが、それをまねてやってみることにしました。
今回は極細ドリルで「前玉ユニット」の側面に穴を空けます。精密ドライバーのような感じのドリルです。ホームセンターで売っています。私のは0.2、0.3、0.4、0.5のキリがセットになっていました。
高価なエアコンプレッサが無い方は代替品でエアガン用高圧CO2ガス+リフィルチャージャーなどなら使用できると思います。オフィス用スプレー式エアダスターでも0.5MPa程度の圧力はあるらしいので試す価値はあるかもしれませんが実際に使ったことがないのでわかりません。もしこれが使えたら最も廉価で流用できますね。しかし何れもきちんとした圧力表記が見当たりません。参考までに下の使用した材料のところに挙げておきますがこれで代用できるかどうかわかりません。ちなみにうちのコンプレッサーの表記を見たら使用圧力0.785MPaとありました。
圧縮空気を使ってレンズを外しましたが、元に戻すにはどうするか?タオルに乗せて指で押してみましたが、全くダメ。斜めに入ってそれ以上は無理でした。ガーン 元にもどせない!
その後深刻に考えた末に、これまた大胆ですが模型工作用の万力(刃部にゴムカバー付き)で締め付けるという手。レンズ中央部を挟んで平行を確認してハンドルを締め込んでいきました。結果あっけなくパコッと入りました。今回の私のレンズはガラスレンズでした。プラスチックレンズではどうなるのか興味あります。どなたかチャレンジされた方は質問その他雑記帳にでもカキコしてください。