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電動インパクトレンチ(タイヤ交換用)を選ぶ

インパクトドリル(タイヤ交換用)には専用品がいい

以前の記事でコードレスドライバー選びの要点を書きましたが、今回はその中で触れた「タイヤ交換用100V」のインパクトレンチについて書きます。
今までに都合3台(エアツールも入れると4台)のインパクトレンチ(タイヤ交換用100V)を使用して来ましたが、その中で起こったトラブルや感じた事を書きたいと思います。

1.ブラシ部分が落下で破損して買い替える事に

初代のインパクトレンチ(タイヤ交換用100V)は何の問題もなく使用していましたが、
誰かが本体をアスファルト面に落下させてしまったのか、ブラシ交換のための穴が割れてしまい、テープを巻いて補修されていました。
下の写真は初代の壊れた写真を撮っていなかったせいで3代目の物を載せてあります。(;^_^A
が、

本体の落下によってブラシ挿入用の穴部分(プラスチック製)が割れました。

しばらくそのままビニルテープを巻いて、凌いでいましたがブラシが安定せず「インパクト」の衝撃と相まって肝心なところで止まってしまったりしました。やっぱりオールアルミ合金製の本体が強度的に良かったのでしょうが、この手のタイプで全部金属と言うのはあんまりありません。(きっと重くなるからでしょうね)
実は初代の電動タイプの前に「エアタイプ」の物も使っていました。でも、

・いちいちコンプレッサーを起動するのが面倒
・本体重量がかなり重い
・ホースの引き回しや片付けが面倒
・若干のトルク不足?

なども感じていたところ、父がホームセンターで「これは電気だからいい」と買って来てくれたのが初代です。
確かにAC100Vコンセントにつなぐだけですぐ使えてトルクもインパクト(衝撃)も十分で快適に使えていました。

 エアインパクトも悪くないが面倒?

2.二台目は6角ビットソケットの折損多発で買い替え

初代の電動インパクトレンチが壊れたため買い替えを検討していたところで、金物店の閉店セールがあったと言う事で、また、父が新しいインパクトレンチを買ってきました。品物は一流メーカーの軽量タイプで、ブラシレスと言う最新型?です。春になってタイヤ交換を始めて3本めの交換にさしかかった時、ボックスビットの6角シャフト先の細い部分から折損してしまいました。この時は折れたビットが6角穴からなかなか取れず(若干ねじれていました)手こずりました。車をリフトアップしたままホームセンターへ...。今度は簡単に折れない物をと思いニッケルクロムバナジウム合金製のビットを購入2千3百円也。なんとか家族4台のスタッドレスを交換できました。がその後冬に1回、春に1回ビットが折損してしまいました。

本体に付属していた、ビットを入れると計3本のビットが折損してしまった事になります。

そもそもこのビットは六角部分の寸法が6.35mm。逃がし?に使っている細くくびれた円筒部分は4.7mmしかありませんので電動機本体のトルクが仮に250N・mあったとしても、そのトルクや衝撃荷重を本当に伝えられるのかどうか、はなはだ疑問に感じます。それに加えて、このボックスレンチのビットはけっこうお高いので積算するとたいそうな出費です。

何よりもジャッキアップ作業中に折れますから、困ったものです。

結局この

「6角ビットを使った電動インパクトレンチ」はタイヤ交換には不向き

と判断して初代のインパクトレンチと同様の先端が4角柱のタイプを使う事にしました。「ボックスレンチビット3本分」程度の価格で更にホームセンターに走る必要が無いので、最初からこのタイプにするのがお勧めです。

3.やっぱりタイヤ交換には先端4角ものがいい

3代目の電動インパクトレンチは、初代と同じ先端部分が4角柱の物を選びました。19mmと21mmのロングナット対応のソケットスリーブが付属しています。家の場合ロングナットではないので、短いナットだと逆に6角ソケットの奥にまで入り込んでしまって、下に向ければ出てくるのですが、予備締めの時などイラッとする事がありました。今度底上げのため不要ナットをスリーブ底面に両面テープで貼り付けようと思っています。(ソケット写真左は初代のもので深さが普通です)あと、初代に遭遇した「ブラシ穴割れ事故」防止のため、厚みのあるウレタン粘着テープを本体エンド部にグルッと巻きつけました。安定するまで結束バンドで締め付けています。ただ、今回購入したものはエンド部に予めゴムブーツ様の物が被せられているので若干安心できますが用心のため。
トルクやハンマリングの感じは初代の物と同様です。
まあ、

先端が4角柱と言うのが最大の安心要素ですね...。