1.いよいよ本格的故障修理
あと今回DIY修理するにあたって、コーヒードランカーの私にとってメーカー修理への宅急便往復に2日+修理に1~4日の計3~6日(祝日を挟むともっと日数が増える)のコーヒーブランクは耐えがたいため、新しく例によってAmazonから「デロンギ 全自動コーヒーメーカー マグニフィカ シルバーESAM03110S 」を購入して、修理できない場合は粗大ごみとして、修理完了した場合旧マシンはバックアップとして運用すると言う考え方ではじめました。
これから頑張ってね

裏に電源SWが付いたのと若干静かになったような気がします

2.原因はウオーターポンプの劣化?
ので、これを交換してみる事にしました。ただその交換部品が市販されているかやその価格については判りませんでしたので、バックパネルのねじを外して、サイドパネルも外して見ました。バックパネルは引き戸を外す要領で下から上方向に引き上げる様にして外します。サイドパネルは後ろにスライドさせるようにした後、下から上方向に引き上げる様にして外しました。無理してプラスチックのツメを破損しないように様子を見ながら作業していきます。
後部のビスを外します

3.交換用ポンプの調達
でしたが、その後100Vタイプが販売されなくなりました。
(ポンプの中心の樹脂部分のみの交換であれば。200Vタイプでも問題ないと思いますのでそちらのリンクを挙げておきます。)


下のプラスチック部の白い方は「ULKA」オリジナルの商品の様です。電源コネクタピンが上向きなだけで能力的に同等で半額程度です。今回はプラスチック部が赤いオリジナルっぽい上のパーツを注文しました。
中国からの商品はは手元に届くまで日数が多くかかると言うのが心配でしたが、発注から7日間で到着しました。それにかなり細かく配送情報を更新してくれますので安心でした。
細かく発送情報を更新してくれます

4.新着のポンプを検品
5.ポンプの交換
交換手順1


交換手順2


交換手順3

交換手順4
力技でそのまま引き抜こうとしても簡単にいきませんでした。
少量ですがポンプやパイプに残っていた水が出てきますので、下のモーターや基盤にかからないように本体外側に出しておいてから抜いたほうがいいです。

交換手順5


交換手順6
(最初はホットボンドでと思っていましたがホットボンドの軟化温度がこの素子の動作温度120℃と近接していましたので...、通常の運転でそこまで高温になるとは思いませんが)


6.その後YouTubeで
YouTubeを見ていると同様の故障で修理する動画が山のように出てきます。(外国語ですが)どうもこの手のトラブルがかなり多くあるようです。そのためポンプ軸の内部のOリングやスプリング・シャトルバルブの玉などの小部品をまとめて「メンテナンスキット」としてeBayやAliexpressで売られているようですので、この方法がうまく行けば一番安上がりに修理できますね。
7.故障したポンプを分解
ちょっとシャトルバルブ(逆止め弁)の白い玉の直径が小さくなっていたような気がします。スプリングは両方とも正常だとおもいます。あとはOリングですが、気の付きにくい小さなOリングもありますので、正直どの部分が不良なのか決定的な部分を見つけることは出来ませんでした。交換して正解でした。再度組み立てて直に100Vにつないで稼働させてみましたが、どうも水の勢いが無いのは変わりない感じでした。取り外した古い電磁ポンプが修理できれば予備部品として持っていようと思いましたが、今回は廃棄する事にしました。どなたか「この部分のここが悪いので動かない」という点を発見された方は書き込みしていただけると幸いです。
その後アリエクスプレスで100Vタイプのポンプが販売されなくなりました。公共電源が100Vと言うのは、北朝鮮と日本だけだと聞いたことがありますので仕方がないとは思います。日本も思い切って諸外国並みに「200V」にしてくれないかなぁ...。